名門ゼネコン・戸田建設が22億円「支払い踏み倒し」トラブル! “黒幕”創業一族副社長は直撃に「知らない」と逃亡
名門ゼネコン・戸田建設が22億円「支払い踏み倒し」トラブル! “黒幕”創業一族副社長は直撃に「知らない」と逃亡(Yahoo)
戸田建設が、空気清浄機の輸入販売ビジネス(創業一族出身の副社長のプロジェクトだったそうです)でトラブルになっているという記事。
「ゲナノ社の空気清浄機は、世界40カ国以上で販売が展開されており、欧州では医療機関にも多く設置されている。そこで戸田建設は、ゲナノ社日本総代理店として製品を輸入する、福岡県の「株式会社メディカルクリエイトジャパン(MCJ)」と、日本国内での独占販売契約を締結した。
しかし、MCJの上野桂(けい)社長は現在、こう嘆く。
「契約が守られず、とても悔しいです。戸田建設は『女性の活躍』を掲げていますが、女性経営者の私なら、強硬な姿勢を見せれば泣き寝入りする、と見られたのかもしれません」」
契約上、販売権を独占する条件として「取引最低販売台数」が定められていたのに、それに全くとどかない数しか、引き取らないのだそうです。戸田建設の販売体制もずさんで、たったひとりの担当者で営業から販促まで任されていたそうです。
戸田建設側は、空気清浄機が「欠陥品」だといって契約解除を主張しているそうです。
「実際の販売実績が、MCJと約束した販売台数を大きく下回っていたことに頭を抱えた戸田建設は、K部長とN課長を中心に、契約を解除する方法を探し始めたという。
「K部長は、法務部長に紹介された会社の顧問弁護士とは別の女性弁護士を頼ることにしました。その弁護士は『ゲナノ社製空気清浄機に起きた故障は欠陥品によるものだ、と主張すれば契約解除を迫れるかもしれない』というアドバイスをしたんです」(前出・関係者)
その目論見は、2022年8月26日付の文書で上野社長に届いた。空気清浄機が「欠陥品」だったとして契約解除を主張してきた戸田建設に対して、上野社長はこう反論する。
「欠陥品の例に挙げられた9台の“故障”は、タッチパネルの操作ができない、専用洗浄液を使用していないなど、単に戸田建設側がユーザーに使用方法を十分に説明していなかったことがおもな原因で、言いがかりそのものです」
現在、MCJは、当初の契約どおりの約22億円の支払いを求めているが、戸田建設はそれに応じるどころか、MCJ側の契約不履行を主張し続けているという。」
当社に関する一部報道について(戸田建設)
「本日、一部週刊誌に於いて掲載された、個別の取引の内容に関する情報は、当社の発表に基づいたものではありません。」
ということで、会社も、トラブルの存在自体は否定していないようです。