「低成長」「停滞」の根本理由はここにある
「ひふみ投信」を運用する会社の社長兼最高投資責任者へのインタビュー記事。「GG資本主義」について聞いています。
「一般的に、経営では人生経験が豊富で、さまざまな苦難を乗り越えてきたベテランほど良い結果をもたらすなどと言われますが、実はそれを証明するデータはどこにもありません。
では、若い経営者の会社はどうでしょうか。私は以前、上場企業を社長の年齢別にグループ分けし、3年間の売上高や株価の変化率を調べたことがあります。ちなみに社長の年齢は60代が最も多く1699社、次いで50代が883社でした。
驚くべきことに売上高の伸び率も、株価の上昇率も、30代、40代が社長を務めている会社の方が、はるかに高かったのです。
投資家として、50代、60代が社長を務める会社と、30代、40代が社長を務める会社のどちらに投資するかは、説明するまでもないでしょう。50代、60代が上にのさばっている会社は、明らかに機能不全を起こしています。」
世界で戦える若手経営者も紹介しています。
この本の宣伝記事のようです。
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しかし、こういう例を読むと、大企業、上場企業は別として、GG資本主義でやらざるをえない部分があるようにも思われます。
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高齢化で何が起こるか、秋田に見る「日本の未来図」(ダイヤモンド)
「秋田市のタクシー会社、あさひ自動車では、148人いるドライバーの過半数が65歳以上。佐藤忠総務課長(81)は「うちは定年過ぎた人を足す(合計する)だけでも半分。周りはほとんど自分と似たような歳だ。歳でも頑張って働いているという意識すらないのではないか」と話す。」