会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

デジタル政府、「IE縛り」急所 情報漏洩の守りに不安(日経より)

デジタル政府、「IE縛り」急所 情報漏洩の守りに不安(記事冒頭のみ)

政府のキャッシュレス決済ポイント還元策「マイナポイント」や、公共工事の入札システムなどで、インターネット・エクスプローラー(IE)以外使えないことの問題点を取り上げた記事。

IEしか使えないシステムは...

「還元を受ける決済サービスの指定を1日から受け付け始めたマイナポイント。総務省はIEの最終版「11」でしかパソコンから手続きできないと利用者に指摘され、改善を急ぐ。」

「国土交通省が01年から運営する公共工事の電子入札システムもIE11以外に対応していない。自治体の電子入札システムも中核は国と同じものを使う。大阪市議会が国に改善を求める要望書を出したが「拡充時期は決まっていない」(同省)。

各省庁が物品などの入札に使う「政府電子調達」もIE以外では一部の資料が閲覧できない。総務省によると、ほかのソフトに完全に対応するのは22年度以降という。」

古い閲覧ソフトは、セキュリティ上も問題があります。

「マイクロソフトがIE11を投入したのは2013年。すでに新規機能の開発を停止し、後継ソフト「エッジ」への移行を推奨する。」

「閲覧ソフトは機能が複雑になり「攻撃者が侵入する穴が多い」(横浜国立大の吉岡克成准教授)。古いほどサイト改ざんなどで訪問者がマルウエア(悪意のあるプログラム)に感染し情報漏洩するリスクが高まる。吉岡氏は「国民や企業が訪れるサイトでIEを使うべきではない」という。」

さすがに、家賃支援給付金は、Internet Explorerが使えないようになっているようです。
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