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パチンコ店から景品横領 元店長に24億円賠償命令 神戸地裁(神戸新聞より)

パチンコ店から景品横領 元店長に24億円賠償命令 神戸地裁

パチンコの景品を横領し、業務上横領罪で実刑判決が確定した元店長に対し、パチンコ店の運営会社が損害賠償を求めていた裁判の記事。運営会社側が勝訴して、元店長に約24億1500万円の支払いが命じられたそうです。

「民事訴訟で会社側は計約25億5300万円を請求。同受刑者が自分の銀行口座に約3億9700万円を入金したほか、マンション賃料などに月100万円、経営する風俗店の損失穴埋めに数千万円を使ったなどと主張した。受刑者側は被害額は約14億円としていた。

判決で和久田斉裁判長は、同受刑者が店長を務めた3店舗で08~15年、共犯者らと出玉を記録する機械を不正に操作するなどし横領をしたと認定。「(同受刑者が)賠償額を低くするため虚偽供述をした強い疑いがある」と指摘した一方、会社側が算定した損害額は「控えめで合理的」とした。」

顧客の勝ち負けはコンピュータで管理・記録しているのでしょうから、不正をやる方も、そのあたりをうまくごまかしていたのでしょうか。

カジノ解禁直前にふさわしい不正事例?
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