学校法人明浄学院の巨額業務上横領事件で、無罪が確定したプレサンスコーポレーションの前社長が、国を訴えている裁判の第1回口頭弁論が開かれたという記事。
「この日の法廷で山岸氏は意見陳述。かつて大阪地検特捜部に逮捕された厚生労働省の元局長、村木厚子さんが無罪になった事件を引き合いに「村木さんや私のような冤罪(えんざい)の被害者が二度と生み出されないようにするため、検察は見苦しい言い訳をせず、反省してほしい」と訴えた。
事件でプレサンス社は倒産の危機にひんし、多くのものを失ったのに対し、検察は無罪判決から半年がたっても謝罪や検証をしていないとして「納得ができない」と主張。「検察が誤った原因が何か、その過ちでどれだけの損害が出たか公平で公正な裁判所に判断してもらい、客観的に検証していただきたい」と述べた。
訴状によると、特捜部の検事は、山岸氏の元部下=業務上横領罪で有罪確定=らに対する取り調べで「プレサンスの評判をおとしめた大罪人だ」などと威圧。その後、元部下らは山岸氏の関与を認める供述に転じ、山岸氏は逮捕、起訴された。逮捕から248日間勾留され、取締役の地位を失い、精神的苦痛や経済的損害を受けたとしている。」
人質司法は全く変わっていないのでしょう。
特捜部「でっち上げ逮捕起訴」の真相は解明されるのか? プレサンスコーポレーション元社長の国賠はじまる(Yahoo)
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