会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

3月期決算企業の特損6兆円 震災で55%増加(産経より)

3月期決算企業の特損6兆円 震災で55%増加

東京証券取引所の市場1部に上場する企業の2011年3月期の特別損失の合計が6兆383億円に上っているという記事。SMBC日興証券が今月26日までに公表した1277社の決算を集計したものです。

「企業別で特別損失の金額が最も多かったのは東電の1兆776億円。次いで、東北地方の鉄道施設が大きな被害を受けたJR東日本が1566億円、震災で被害を受けた電力設備の復旧費用などを計上した東北電力が1231億円が続いた。戦後初の最終赤字に転落した宮城県を地盤とする地方銀行・七十七銀行は震災に伴う特損として523億円を計上したほか、半導体など工場が被災した製造業を中心に幅広い業種で損失を計上した。」

特損だけでこれだけですから、営業損益への影響も含めて考えれば、相当大きな金額でしょう。
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