「株主を軽視しすぎ」落合陽一 代表務める会社が1年2カ月で上場廃止も説明ナシに広がる失望…元ZOZO執行役員も猛批判
落合陽一氏が代表取締役を務めるピクシーダストテクノロジーズという会社(日本の会社のようです)が、米・ナスダックへの上場を廃止することを取り上げた記事。
「‘23年8月に上場した際には、落合氏もニューヨークに渡り上場セレモニーに参加し、英語で、「Today’s accomplishments are merely the beginning of a new chapter for our company(今日の成果は、私たちの会社にとって新たな章の始まりに過ぎません※編集部訳)」と力強く語っていたが、約1年2カ月での上場廃止となった。」
ジャーナリストのコメント。
「「ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の株価は現在、上場時の10分の1以下になっています。上場廃止の理由を《NASDAQ 上場を維持し米国証券法による報告義務を遵守することによる潜在的コスト及びその他一切の事情を勘案した結果 、当社 ADR の非上場化を行うことを決定し、財務、人的資源を事業成長に傾けることといたしました》と、上場を維持することのコストの高さをあげていました」(経済ジャーナリスト)」
米国上場の維持は、簡単ではないのでしょう。少し前の日経記事でも、ナスダックは上場しやすいが、ナスダック上場の日本企業は株価が低迷している例も多いとのことでした(→当サイトの関連記事)。また、株価が一定期間1ドルを割り込むと上場廃止になるようです。
SEC提出書類(上場廃止に関するもの?)。
Notification of the removal from listing and registration of matured, redeemed or retired securities
Report of foreign private issuer pursuant to Rule 13a-16 or 15d-16 under the Securities Exchange Act of 1934(上場廃止の理由などを述べたプレスリリースが添付されている。)
日本企業の米国Nasdaq上場(KPMGジャパン)(PDFファイル)