政府系金融機関で、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた中小企業向けの資本性劣後ローンの受付が始まったという記事。
「商工組合中央金庫などの政府系金融機関で、新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業に対する資本性の劣後ローンの受け付けが8月から始まった。財務体質が悪化した企業にとって助けになる一方、闇雲に増やすと貸し倒れリスクを広げることになる。通常の融資と異なり経営への関与度合いも強く、借り手・貸し手双方にとって手探りのスタートとなる。」
まだ相談件数は少ないそうです。
詳しくはこちらのパンフレットなどをどうぞ。
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資本性劣後ローンのご案内(商工中金)(PDFファイル)
資本性劣後ローン(新型コロナウイルス感染症関連危機対応業務)に関するQ&A(商工中金)(PDFファイル)
「○本制度の利用に際しては以下の事項等を前提として審査がございます。審査の結果、ご希望に添えない場合がございます。
(1)事業計画の作成
・早期に事業を回復・成長軌道に乗せるなどし、収益(内部留保)を積み上げることで、返済期日までにご返済資金の確保を目指す、一定の実現性のある「事業計画」の作成が必要です。また、当金庫との合意が必要です。
(2)事業の進捗確認
・お借入期間中は、事業計画の進捗確認のため、①決算書の定期的なご提出、②事業状況に関するご報告が必要です(※)。また、③一定の事業行為(合併や担保処分など)に関して当金庫が事前承認を求める可能性があります。場合により事業計画の修正を求めることも含め、事業者様の企業経営に深く関与するローンであることをご了承願います。
(※)ご提出頂く書類及びご報告については、内容が真実かつ正確であることを予め表明・保証頂きます
(3)取引金融機関の支援、が必要となります。
・取引金融機関による具体的な支援について示して頂きます。また、取引金融機関に確認することがあります。」(Q&Aより)
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