会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

官民ファンドの高額報酬を認めず 経産省、世論を考慮(朝日より)

官民ファンドの高額報酬を認めず 経産省、世論を考慮(記事前半のみ)

産業革新投資機構(JIC)が導入をめざしていた経営陣への高額報酬について、経済産業省が認可しなかったという記事。

「国内最大の官民ファンド、産業革新投資機構(JIC)が導入をめざす経営陣への高額報酬について、経済産業省は3日、認可しないと発表した。世論の理解を得られないと判断したため。官民ファンドと所管官庁が対立するのは極めて異例だ。経産省が事実上、田中正明社長ら経営陣に辞任を迫る事態になっており、9月に発足したばかりの官民ファンドは早くも暗礁に乗り上げた。」

「JICは11月の取締役会で報酬規定を決定。11月28日に報酬規定を含めた予算変更を経産省に申請したが、経産省はこれを認めなかった。」

日産ゴーン事件の影響か?

しばらく、官民問わず、役員報酬に厳しい目が向けられるのでは。

官民ファンド異例の高額報酬、経産省の白紙撤回で混乱(朝日)(記事前半のみ)

「田中氏は元三菱UFJフィナンシャル・グループ副社長。10月の朝日新聞のインタビューで、代表取締役4人に固定報酬と短期業績報酬を支給し、運用成果の20%を成功報酬として配分する方針を明らかにしていた。新たに採用する幹部社員も「世界の一流に伍(ご)する」と述べ、億円クラスの報酬を「期待してくる」と言及。優秀な人材を集めるためには高額な報酬が必要だと強調していた。」
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事