財務省の財政制度等審議会が、持続化給付金や家賃支援給付金に関して予定通り終了するよう提言したという記事。
「財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は26日、歳出改革部会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた中小企業の支援策について議論した。財務省は、持続化給付金や家賃支援給付金に関して「緊急時の対応だ」と指摘し、申請期限を迎える来年1月15日に予定通り終了するよう提言した。」
反対意見も一部にはあったようです。
「26日の部会に出席した委員からは、持続化給付金などについて、「事業が芳しくない企業の延命に懸念を持っている」といった声が続出。予定通りの終了を支持する意見が大勢を占めた。一方、「感染の収束状況に応じて柔軟に検討できるよう経過措置を設けるべきだ」と慎重な対応を求める意見もあった。」
記事によれば、持続化給付金は10月21日時点で計4.7兆円が支給されているそうです。
政府としては終了する理由を補強したいでしょうから、これら給付金の不正受給は、ますます厳しく取り締まるようになるのではないでしょうか。
財務省「持続化給付金」など終了を提言 “緊急時の対応”(NHK)
審議会の資料より。7~8ページが新型コロナ対策についてです。
↓
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings_sk/material/zaiseier20201026/02.pdf
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