会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「監査実務指針の体系」の一部改正について」(公開草案)の公表

監査基準委員会報告書第26号「監査実務指針の体系」の一部改正について」(公開草案)の公表について

日本公認会計士協会は、監査基準委員会報告書第26号「監査実務指針の体系」の一部改正案を2008年2月19日に公表しました。

2004年の最終改正以後、様々な実務指針が公表され、監査実務指針の体系の一覧や用語集に一部齟齬が生じたため、見直したとのことです。

新旧対照表をながめてみると、「ウォークスルー」という言葉が新しく加わっていました。「財務報告目的の情報システムにおける取引の開始から財務諸表までの追跡をいう」という定義です。

また、「確認」は、これによると「質問の一種」だそうです。質問というのはたぶんinquiry(またはenquiry)(探究、調査、質問、尋問・・・)の訳語なので、正しい定義だと思いますが、感覚的にはなじみません。

それにしても、会計士協会のホームページは、更新情報から消すタイミングが早すぎるのでは・・・。この公開草案も先週公表されたばかりなのに、更新情報からは消えていました。
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