会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

コーポレートガバナンス・コードへの対応状況について(2021年12月末時点)(東京証券取引所)

コーポレートガバナンス・コードへの対応状況について(2021年12月末時点)

東京証券取引所は、改訂されたコーポレートガバナンス・コードに係る上場会社の対応状況を取りまとめ、公表しました。

「改訂コードの全原則が適用される市場第一部、市場第二部、JASDAQスタンダードの会社(3,311社)を対象として、2021年12月末までに各社から提出された改訂コードを踏まえたガバナンス報告書に基づき、対応状況を分析」したとのことです。

改訂された主な項目ごとにまとめられています。

例えば、中核人材の多様性については...



「管理職多様性」の基準3割未達 東証新設のプライム企業(東京)

「東京証券取引所は26日、コーポレートガバナンス・コード(企業統治原則)の対応状況を調べ、管理職の多様性に関する基準について、市場再編で新たに設ける最上位のプライムに移行する企業でも約3割が未達成だったと発表した。」

管理職多様性の統治指針、順守企業67%どまり(日経)(記事冒頭のみ)

「東京証券取引所は26日、2021年6月に改訂した企業統治指針(コーポレートガバナンス・コード)への対応状況について、同12月末時点の集計結果を公表した。東証1部企業では全83原則のうち67原則で順守する企業が9割を超えた。女性や中途採用者など管理職人材の多様性について、考え方や目標の公表を求める新しい原則は67%にとどまった。」

約7割が中核人材の多様性を確保しているというのではなく、あくまで多様性に関する開示をやっているのが7割という意味です。
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