シャープのプレスリリース。
カンタツという連結子会社で不適切な会計処理が行われていた疑いが判明したとのことです。
「本年11月、カンタツ社に対する当社内部監査部門による監査において、同社が注文書なく、また、製品の出荷なく売上を計上していること(これに対応する原価及び売掛金の計上を含む。以下同じ)が判明しました。さらに調査を継続したところ、前年度(2020年3月期)から長期滞留している売掛金に関する売上についても、製品の出荷なく売上を計上している等複数の不適切な会計処理が存在するとの認識に至りました。
なお、当社連結売上高への影響は、現時点では100億円未満と見込んでおります。」
プレスリリースによると、問題の子会社の2020年3月期の売上高は、19,241百万円です。もし、前年度に100億円の影響があったとすると、売上高の半分ということになります。
2019年3月期は純利益が大赤字(20億円超の赤字)だったものが、2020年3月期は赤字が継続しているものの、2億円強の赤字に収まっています。赤字を減らすために何か操作をしていたということなのでしょうか。
弁護士・公認会計士を含む調査委員会を25日付けで設置し、調べるそうです。
カンタツからもプレスリリースが出ています。
↓
親会社であるシャープ株式会社のお知らせについて
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事