会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

新興企業上場の審査厳格化はまだ甘くはないか(ダイヤモンドオンラインより)

新興企業上場の審査厳格化はまだ甘くはないか

上場審査がまだまだ甘いという記事。

「ここ1~2年、新規株式公開(IPO)をめぐっては、基準の緩和や株高の影響などで右肩上がりに増えてきた。しかし、業績見通しの下方修正などが相次ぎ、東京証券取引所を擁する日本取引所グループは、証券会社などに審査の厳格化を要請してきたのだ。

だが、いまだその甘さが拭えない。実際、14年以降にIPOした企業136社を見てみると、9月11日時点で初値よりも株価が下回っている企業は67%と半数を超える。売り出し価格である公募価格よりも値を下げた企業は実に31%に上る・・・。つまり、「それだけ公募価格を高く付けていた」(業界関係者)ということだ。」

具体例として、10月にマザーズ上場予定のアップバンクという会社のことを取り上げています。「成長の源泉であった広告事業をこの6月に取りやめた」にもかかわらず、今後の成長戦略が明らかにされていないそうです。

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