企業会計基準委員会が、年内に企業結合会計基準を改正するという記事。
「改正項目(案)は、「少数株主持分の会計処理」、「取得関連費」および「暫定的な会計処理」の3項目に絞られてきた。」
現行基準では、損益計算書は親会社説、包括利益計算書と貸借対照表は経済的単一体説、株主持分等変動計算書はどっちつかずというように、支離滅裂な状態になっていますが、少数株主持分の会計処理見直しにより、それは解消されるのでしょうか。
のれんの償却については、「現行の償却処理を維持」だそうです。
このほか、連結から外れるときの会計処理も、見直し対象のようです。
「8月23日開催の第250回会議では、「支配の喪失」も改正項目に追加することを検討。。「支配の喪失」では、子会社への出資比率の引下げや、売却等により子会社にも関連会社にも該当しなくなるケースなど、子会社等に対する支配を喪失した場合の会計処理を扱う。」
こちらは、その後、9月5日に開催された会議の概要です。
↓
第251回企業会計基準委員会の概要 Webcast
当サイトの関連記事(IFRSに移行したSBIの会計処理について)
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事