金融庁の公認会計士・監査審査会が、小規模監査事務所を点検した結果を公表したという記事。
「ほとんどの事務所でマニュアルや監査調書などの不備も発見した」とのことです。それ自体はもっともな指摘なのですが、そうした不備を厳しく指摘している公認会計士・監査審査会自体が、検査マニュアルすら持たずに、非体系的・非効率的な検査を行っていることは、会計士業界の中ではよく知られている事実です。
「小規模監査事務所の監査の品質管理について」の公表について
こちらが今回の報告書です。内容的には、会計士協会の品質管理レビューの結果をそのまま利用しているのではないかと思われる箇所が多くありました。比較的具体的な事例が3つ挙げられています。
「4大監査法人の監査の品質管理について」の公表について
こちらは6月に公表された4大監査法人の検査結果です。このときには、同時に改善指示勧告を出していますが、小規模事務所については何もしないのでしょうか。
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