日本公認会計士協会は、以下の2本の期中レビュー基準報告書を、2024年3月28日付で公表しました。(報告書名は「中間」と「期中」の違いだけです。)
- 期中レビュー基準報告書第1号「独立監査人が実施する中間財務諸表に対するレビュー」(「四半期レビュー」の改正)
- 期中レビュー基準報告書第2号「独立監査人が実施する期中財務諸表に対するレビュー」
「2024年3月27日に企業会計審議会から公表された「四半期レビュー基準の期中レビュー基準への改訂に係る意見書」を受けて、検討を行ったもの」です。(四半期レビュー基準の期中レビュー基準への改訂について→当サイトの関連記事)
「期中レビュー基準報告書第1号(改正四半期レビュー基準報告書第1号)及び期中レビュー基準報告書第2号の概要」(PDFファイル)というパワポ資料が掲載されているので、詳しくはそちらをご覧ください。
レビューについては、保証業務実務指針2400という報告書もあります。
3つの報告書の適用範囲は...
(上記「概要」より)
このように、金商法に基づく期中レビューは、期中レビュー基準報告書第1号が適用されることになります。
四半期決算短信に含まれる四半期財務諸表等の期中レビューについては、第2号が適用されますが、別に実務ガイダンスも公表されています。
適用時期は...
(同上)