恒例となっている夕刊紙のあぶない会社特集。信用調査会社「東京経済」の報告会の内容をごく簡単に紹介しています。
上場企業も含まれているそうです。
「飲食関連で複数の業態や店舗を展開するA社(アルファベットは社名と無関係、以下同じ)は、「コロナ協力金を担保に入れ、苦しい懐事情」と明かされた。
著名人が関係するなどして売り上げ好調だった健康関連のB社も「直近の連続赤字で利益が食いつぶされている。今期もさらなる悪化が予想される」と分析された。急速に利用者数を増やしたIT系のC社は「支払いぶりが悪いという評判」などが問題視された。
大物俳優のCMで知られたメーカーのD社は「支払い条件変更の噂」があるとされ、人気アーティストを起用したCMでも知られたサービス系のE社は「不振が継続し、有利子負債が年商レベル」と評された。
社内の不穏な空気による先行き懸念もあり、F社は「元幹部が現役幹部の不正を握っている」といい、製造関連のG社はトップの辞任がささやかれているとした。」
「刑事事件や反社会勢力との関係が深い企業も後を絶たない。H社は「社長が大規模不正事件の当事者の知人」、I社は「実質経営者が逮捕歴複数の暴力団幹部」とされる。」
上場会社の監査人交代が増えていますが、よく調べないと、とんでもない会社を引き受けてしまうリスクがありそうです。
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事