会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

韓国ナンバー3の仮想通貨取引所に家宅捜索 出来高の99%を水増しか(コインポストより)

韓国ナンバー3の仮想通貨取引所に家宅捜索 出来高の99%を水増しか

仮想通貨(暗号資産)取引の出来高を水増ししたとして、韓国の仮想通貨取引所Coinbitを、当局が捜査しているという記事。

「ソウル地方警察庁は、出来高を水増しするためにユーザーとは無関係のアカウントを複数作りウォッシュトレードを行っていたと発表している。現在も家宅捜索などの捜査は続いており、取引所の運営は停止されている。

Coinbitはこれまで出来高基準で、韓国で3番目に規模の大きい取引所としてランクインしていた。」

出来高の約99%が水増しされており、それによって少なくても1000億ウォン(約89億円)の不当利益を得たとみられている。またCoinbitの会計処理も不正確だったという。」

こちらはカナダの事件です。

加オンタリオ州証券委員会、仮想通貨取引所の「出来高水増し問題」を告発(コインポスト)

「カナダのオンタリオ州証券委員会(OSC)は19日、約59万ビットコイン相当のウォッシュトレードを行なっているとして、仮想通貨取引所「Coinsquare」を告発した。

取引所の90%に相当する出来高を84万件のウォッシュトレードで水増しについて、Coinsquare Ltd.とその幹部を相手方に、真相解明を目指す考えだ。

同取引所は2014年後半に立ち上がったカナダ・トロント拠点の仮想通貨取引所。24万人ほどの登録者数があるというが、OSCは委員会への登録が行われていない違法取引所であるとしている。」

日本の取引所は大丈夫なのかと思いますが、「日本や米国などの認可された仮想通貨取引所」は正当な取引量が提示されているが、規制されていない取引所は相当危ないという見方があるようです。
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