佐川印刷巨額流用事件の記事。問題の元役員は、不正を行っていた当時、部下に打ち明けていたそうです。
「佐川印刷グループ(京都府向日市)の資金詐取容疑事件で、京都地検特別刑事部の家宅捜索を受けた元財務・経理担当役員(61)が流用資金について、社内で「決算までに返す」「事業が成功すれば金は戻る」「いまやめれば戻ってこない」などと話していたことが関係者への取材でわかった。」
「元役員は08年夏ごろ、部下の社員に私的流用を打ち明け、「決算までには資金を戻すから」と説明。09年には、知人が主導するシンガポールでの自動車レース事業への流用について「成功すれば資金は戻ってくる」と話したという。」
財務部・経理部の上司からこんなことを打ち明けられたら、内部通報し、かつ/または、転職の準備を始めないといけないでしょう。会計監査の対象会社であれば、監査人に通報するという手もあります。
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