会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

売上計上(収益認識)基準を開発、“国際化”へ~ASBJ(タビスランドより)

売上計上(収益認識)基準を開発、“国際化”へ~ASBJ

企業会計基準委員会が収益認識基準の開発を始めるという記事。3月6日開催の会議で決まったそうです。

収益認識の基準を巡っては、国際的に収れんが図られている。すなわち、国際会計基準審議会(IASB)と米国の財務会計基準審議会(FASB)が共同で開発、昨年5月にはIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」が公表された。これにより、実質2017年から米国基準およびIFRSを適用する会社には、いわば、収益認識に関するグローバルな単一の会計基準が適用されることになる。

こうした海外動向、さらに、収益に係る包括的な会計基準が整備されていない国内事情に鑑み、ASBJは先の会合で、IFRS第15号を踏まえた基準の開発に着手することを表明。・・・」

IFRSと米国基準で統一された以上、先送りする理由がなくなったのでしょう。これをやらないと日本の基準がガラパゴス化するおそれがありますが、海外と同じような基準が適用される場合には、実務的にはたいへんそうです。

第307回企業会計基準委員会の概要 Webcast(企業会計基準委員会)

審議事項の4番目として50分ほどかけて議論しています。
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