会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

当社元子会社における不適切な取引行為判明による社内調査委員会設置に関するお知らせ(グロームHD)

当社元子会社における不適切な取引行為判明による社内調査委員会設置に関するお知らせ

グローム・ホールディングス(ジャスダック上場)のプレスリリース。

「元」連結子会社の過去の決算において不適切な取引行為が行われていた可能性があることが判明したとのことです。

「今般、当社の元連結子会社であるロジコムリアルエステート株式会社(現株式会社LCリアルマネジメント(以下「リアル社」といいます。))において、過去の決算において不適切な取引行為が行われていた可能性があることが判明しました。」

「この度、リアル社の過去の一部取引について疑義があると外部からの指摘により内部調査を実施しましたところ、2015 年3月期からの3期において業務受託や建設工事の受発注等で取引実態の有無を含めた複数の不適切な取引行為等が行われていた可能性があることが判明しました。 」

「現時点までの当社調査で判明している限りではリアル社は 2016 年 6 月の株式譲渡により当社連結からはずれておりますので、現在の当社業績に与える影響はないと考えており、2020 年1 月 31 日付公表の第 3 四半期決算短信への影響がないものと考えておりますが、今回設置する社内調査委員会による今後の調査を踏まえて速やかにお知らせする予定であります。 」

現時点では子会社から外れているといっても、子会社だった期間は、虚偽記載の可能性があるわけですし、不適切な決算を行っていたかもしれない会社を買わされた買い手の方から、何らかの責任追及がなされる可能性もあるでしょう。

そのあたりも含めて、調査するのでしょう。
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