関西経済連合会が、四半期開示の廃止などの提言を行ったという記事。
「関西経済連合会は26日、上場企業の四半期の業績開示義務の廃止などを求める提言をまとめた。企業ごとの実態を考慮しない無理な開示は、中長期的な経営を困難にしていると指摘。経営戦略や社会貢献などの評価も必要だとした。提言は金融庁や東京証券取引所などに、同日付で送付した。」
「関経連はこれまで、企業の情報開示の簡略化を求めてきたが、今回はさらに一歩踏み込んだ。四半期ごとの開示義務の廃止を提言するのは経済団体で初めて。」
これです。
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「わが国企業の持続的な企業価値向上とコーポレートガバナンス整備のあり方に関する提言」について(関経連)(PDFファイル)
「四半期開示は、企業ごとの実態を考慮せずに業績見通しなどの無理な開示を一律に求めるものであり、短期的な利益確保が問われ、中長期的な視点に立った経営を困難にするものであることから、義務付けを廃止すべきである。
むしろ、中長期的に企業活動を評価してもらうためには、財務情報とあわせて、非財務情報である経営理念、経営戦略、社会貢献を含めた多様な企業活動を統合的に情報発信していくことが有効である。」
関経連といえば、かつて徴兵制研究を主張した会長もいました。
「徴兵制研究」訴える関経連会長・日向にかみつくダイエー・中内…トップはこの国の防衛に正面から向き合った(産経)
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