東証1部上場「椿本興業」の架空取引に協力した取引先の機械メーカー社長に、大阪地裁で実刑判が下ったという記事。
「判決によると、××被告は椿本興業の元幹部社員(57)=懲役3年6月の実刑判決が確定=らと共謀。2008〜09年、椿本興業が架空の工事を発注したように装い、椿本興業が振り出した約束手形13通(額面約2200万円)をだまし取った。
××被告は「椿本興業の元幹部社員の指示だった」と無罪を主張したが、小倉裁判長は「被告も取り分を得ており、役割も大きかった」と退けた。」
椿本興業における架空取引の延べ金額は約80億円にも上ったようです。
被告側にも言い分はあるのでしょうが、取引先との共謀による不正を防ぐという意味では、厳しい判決でよかったともいえるでしょう。
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