会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

日本電産、指名委員会を設置 過半は社外取締役から(日経より)

日本電産、指名委員会を設置 過半は社外取締役から

日本電産が指名委員会を設けたという記事。

「3人の社外取締役と2人の社内からの取締役で構成し、委員長には社外取が就任した。永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)は同日インタビューに応じ、「(役員を)密室で決めるのではなく、オープンに決めていかないといけない」と話した。就任した委員の氏名については非公表としている。」

オープンに決めなければいけないとしながら、委員の指名は非公表というのは、よくわかりません。

「日本電産は発表資料で、取締役や執行役員の選任について社外取の助言を得て公正性や透明性を担保し、「コーポレート・ガバナンス体制のより一層の充実を図る」としている。」

「2022年9月には創業メンバーの小部博志氏が社長に就任した。今後は23年4月に副社長を5人選び、24年4月にその5人の中から社長を選ぶ方針を明らかにしている。指名委員会はこうした今後の後継選びでも重要な役割を果たすとみられる。」

結局、永守氏が決めるのだから、あまり意味がないような気もしますが...

指名委員会設置のお知らせ(日本電産)

「指名委員会は取締役会の決議によって選定された3名以上の取締役で構成し、その過半数は独立社外取締役とします。なお、11月5日開催の取締役会で選任された委員は、独立社外取締役3名、社内取締役2名の5名となっており、委員長には独立社外取締役が就任しております。」

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