週刊経営財務の10月1日号によると、ASBJが、無形資産のプロジェクトの中で、借地権の会計処理を検討しているそうです。
「借地権の会計処理が企業会計基準委員会で議論の対象となっている。実務慣行に委ねられている面があり、会計処理上のバラつきが指摘されているため、無形資産の包括的な会計基準の策定も視野に検討を進めているプロジェクトの論点のひとつに加えられている。」
経営財務によれば、ASBJが実施したヒアリングで、「定期借地権は償却されておらず、経済的実態を反映していない場合があり、また、十分な開示もなされていない」という意見もあったそうです。
借地権に限らず、無形資産をみなおすとなれば、企業は、無形固定資産に計上されているものだけでなく、投資その他の資産に含まれている雑多な資産(金融資産を除く)の中身を点検する必要が出てくるかもしれません。
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る
オンラインゲームの消費税、無申告の海外法人に「電光石火」で18億円追徴課税…東京国税局(読売より)
そりゃ投資するわ…上場企業で役員が1700万円の巨額経費不正、それでも株価が急上昇したワケ(ダイヤモンドオンラインより)

協力的手法を通じた自発的な適正申告の推進(令和5事務年度の取組状況等)(国税庁)
逮捕の公認会計士、不透明な企業買収に関与した疑惑も 「額、不合理に高い」(産経より)
Q&Aサイト運営会社の株をインサイダー取引か 公認会計士を逮捕(朝日より)

第20回「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」の開催について(「MBO・支配株主による完全子会社化に関する企業行動規範の見直し」ほか)(東京証券取引所)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事