会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

大東文化大、学部長が不正に金受領か 詐欺容疑で告訴(朝日より)

大東文化大、学部長が不正に金受領か 詐欺容疑で告訴

大東文化大学の環境創造学部長が、2001年の同学部創設以降、約2千万円を大学側から不正に受け取っていた疑いがあるという記事。

「大学によると、教授は複数回にわたり、領収証を偽造してパソコンのソフトやDVDを購入したように装い、大学の予算を受け取っていた疑いがあるという。09年には、学会に出席する名目でスペインと英国に出張し、大学から補助金を受給したが、学会は開かれていなかった。ほかに新入生のキャンプ費用の残金を着服した疑いもあるという。」

「学生から不正集金」大阪産大教授を解雇 中国スパイ発言も理由 当人は「事実無根」

こちらは、海外視察研修費を学生から不正に集金するなどしたとして、学校法人大阪産業大学が、経営学部アパレル産業コースの教授を懲戒解雇したという記事。

「法人によると、処分は22日付。また、同コースの女性客員准教授(37)を契約解除とした。2人は費用の全額を大学が負担することになっている「欧州実地研修」で、平成20年度は学生34人から1人3万円を、21年度は22人から1人5万円を学校に無断で徴収。20年度は往復の飛行機でビジネスクラスを利用するなどして私的に流用したなどとしている。」

「重里教授は取材に対し「保護者にも学生にも納得してもらった上で集め、現地での学生の食費や傷害保険の代金に使った。私的流用は全くなく事実無根で、民事提訴も検討する」と話している。」

研修費用については、法人に入るべきカネと、個人としての謝礼や私的な立替金の精算の区別が微妙な点があるのかもしれません。
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