会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ローソン社員、4億3000万円流用で懲戒解雇「飲食代として使った」と説明(ハフポストより)

ローソン社員、4億3000万円流用で懲戒解雇「飲食代として使った」と説明

コンビニ大手「ローソン」の社員が「約4億3000万円を私的に使用した」として懲戒解雇されたという記事。

「業務委託料を水増して発注し、予備費の名目で取引先にプールさせる手口」とのことです。

「ローソン広報室によると、元社員はIT部門に所属していた課長クラスの50代の男性。商品発注などのシステムを担当しており、勤続35年だった。

2011年から2019年まで約9年間にわたって、ITコンサル業界の取引先と共謀業務委託料を水増して発注し、予備費の名目で取引先にプールさせる手口で、合計約4億3000万円を流用していた。

ローソンは「一人の社員に長年同じ業務を単独で担当させた為、社内での監視機能が働かず、更に定期的な業務チェックでも不正を発見できませんでした」と説明している。」

内部通報で発覚したそうです。

ローソン元従業員 約4億3000万円を私的使用か(NHK)

「ローソンは30日付けで元社員を懲戒解雇するとともに、元社員と取引先企業を刑事告訴する方針です。」

4億3千万円を私的流用 ローソン社員懲戒解雇(日経)

「今年2月、請求書の金額が不自然との内部通報で発覚し、社外の弁護士らが調査していた。取引先は千葉県にあり、システム関連の業務を2004年から委託していた。元社員はIT部門が長く、この委託を1人で担当していた。」

当社元従業員による不正行為について(ローソン)

たいしたことは書いてありません。

多部未華子の経理女子ドラマで考える 社員の不正を防ぐには(NEWSポストセブン)

「「富は海水に似ている。飲めば飲むほど喉が渇く」──そう言ったのは19世紀のドイツの哲学者ショーペンハウアーだった。乾いた喉のせいで最初は飲んだ海水が甘美な味に思えても、それは知らず知らず自分を麻痺させる。だからこそ、経理というストッパーが必要になる。」

本当に哲学者がこんなことを言ったのかは、知りませんが...
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