日本取引所自主規制法人は、8月26日に「エクイティ・ファイナンスの品質向上に向けて」を公表しました。
「今回の取組みは、日本取引所グループの一員として資本市場の公正性と信頼性の確保を任務とする自主規制法人の立場から、品質の高いエクイティ・ファイナンスを支援し促進するため、ルール・ベースのアプローチに加え、プリンシプル・ベースのアプローチを組み合わせることが有効であるとの認識に基づき、尊重されるべき原理・原則(プリンシプル)を「エクイティ・ファイナンスのプリンシプル」(案)として取りまとめたものです。」
「株主や投資者の利益を損ないかねないエクイティ・ファイナンスの事例が散見されています」ということで、公募、第三者割当、ライツ・オファリングにふれています。
プリンシプルとしては以下の4つがあげられ、それぞれ簡単な説明がついています。
・企業価値の向上に資する
・既存株主の利益を不当に損なわない
・市場の公正性・信頼性への疑いを生じさせない
・適時・適切な情報開示により透明性を確保する
東京証券取引所からは、これに関連して、9月3日に「新株予約権証券の上場制度の見直しについて」が公表されています。
2014/9/3 新株予約権証券の上場制度の見直しについて(東証)
東証、新株予約権証券の上場基準を見直し(タビスランド)
当サイトの関連記事(ライツ・オファリングについて)
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事