会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

顧客から計5210万円不正取得 第一生命、和歌山でも(朝日より)

顧客から計5210万円不正取得 第一生命、和歌山でも

第一生命保険の元社員が顧客20人から計5210万円を不正取得していたという記事。「契約者貸付」などを使った不正のようです。

「第一生命によると、元社員は和歌山支社阪和営業オフィス(和歌山市)で働いていた。2016年11月~今年10月15日、契約した保険をもとにお金を一時的に同社から借りられる「契約者貸付」や、解約手続きなどを顧客に無断で実施。顧客の口座へお金が振り込まれた後、「誤って手続きしたため回収する」などとだまし取っていた。現金を受け取る際は、自ら作った領収書を渡していたという。」

第一生命 元営業員 顧客から5000万円余だまし取る 和歌山(NHK)

「元営業員は、お金を貸す仕組みを悪用し手続きを勝手に行い、顧客に対しては「誤った手続きで貸付金が口座に振り込まれてしまった」などと説明し、金をだまし取っていました。

また現金で預かった保険料をだまし取り、偽造した領収書を手渡す不正も行っていました。」

顧客の口座に送金していたので発見しづらかったのかもしれませんが、契約者貸付や解約の際の統制はどうなっていたのでしょう。
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