日本テレビホールディングス(東証1部)の太陽光発電事業で、補助金不正やグループ社員の巨額横領の疑惑があるそうです。
「テレビ広告以外の収入獲得のため、通販事業や不動産事業などにも力を入れている日本テレビホールディングス(以下、日テレHD)。その新規事業の一つである太陽光発電に関して、「週刊文春」は9月17日発売号と9月24日発売号の二度にわたり、日テレグループが運営する発電所で“偽装パネル”を設置して補助金を受給している問題や、同グループ社員の約12億円に及ぶ“横領”を報じた。これに対し、日テレHDが最近になって本格的に社内調査を開始したことが、「週刊文春」の取材でわかった。実名で不正を告発してきた日テレグループの下請け会社の社長が、日テレHDのヒアリングを受けたことを認めた。」
文春にリークした下請け会社社長のコメント。
「下請け会社の社長は、昨年12月から何度も日テレ側に調査するよう訴え続けていた。
「太陽光事業を担当する日テレHDの部長であり、子会社の日本テレビワーク24の役員に、私が見聞きした不正の数々を告発したのです。しかし彼は、話をうやむやにし、隠蔽しようとしているかのようでした」」
日本テレビホールディングスの監査人はトーマツのようです。
会計監査人は、監査クライアントに関する報道は、週刊誌のような信頼性が余り高くない媒体のものであっても、ひととおり目を通していると思います。文春記事を読んで、きっと何らかのアクションを起こしていることでしょう。
記事によると、会社は、11月初めに中間報告を出すそうです。
太陽光発電つながりで...
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「太陽光発電の土地買う」 融資名目で1・1億円詐取容疑 大阪府警が会社役員を逮捕(産経)
「逮捕容疑は平成29年4月、太陽光発電に利用できる宮崎県内の土地について、福岡県にある別の太陽光発電会社から購入する契約が成立したと虚偽の説明をし、大分県の貸金業者から融資金名目で1億1千万円を詐取したとしている。」
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