ジャスダック上場の鉱研工業が、同社の四国支店高知営業所において不適切な会計処理が行われていたことが判明したと発表したという記事。
不適切な会計処理の判明及び第三者委員会の設置について(PDFファイル)
「元四国支店長(高知営業所長を兼務)は、簿外で仕入れた掘削機を商社を通じてファイナンス会社に売却し、当該物件を長期のリースにより借り受けるリース契約を独断で締結しておりました。この契約によるリース物件は、高知営業所において取引先にレンタルを行うことでリース料を賄う計画としていたところ、レンタル先が見つからなかったことから、リース物件に関して架空のレンタル売上を計上しておりました。」
売上が架空というだけでなく、ファイナンス会社に対するリース債務が簿外になっている点も問題です。
「財務諸表などへの影響額は、現時点で約1 億円の損失」だそうです。
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