トラック販売会社「愛知日野自動車」が、1億1千万円の所得隠しを指摘されていたという記事。
「関係者によると、不正に関わったのは営業担当の社員で、実際は車両だけの受注なのにカーナビなどの装備品も取引業者に発注し、差額を業者に返還させる手法で簿外資金を捻出していた。資金は販売先の担当者らとの飲食やゴルフなどの接待に使っていたとみられる。」
営業所長ら12人着服か 所得隠し指摘の愛知日野自動車(中日)
「同社幹部によると、着服は顧客から注文のないトラックの部品を架空会社に発注し、納入があったように見せかけるなどの手口。「トラックの仕様は目的によってさまざま。受注は営業マンに一任し、不正にはまったく気付かなかった」と話す。」
トラック本体は、中古を除き、メーカーから買うので、このような不正は起きにくいのでしょうが、付属部品に関しては、受発注とも、営業マンに任せきりで、管理不十分だったのでしょう。
「提訴された元社員の代理人弁護士は「本来は会社が捻出すべき販売に必要な経費を得たもので不正な利益は得ていない」と主張している。」
このような不正な経理操作をせず、ちゃんと交際費などの予算をとって(税務上も交際費として申告して)おけばよかったということなのでしょうか。
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