会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

監査人交代事例2件(7月19日)

最近の監査人交代事例です。どちらも5月決算の会社です。

1.アウンコンサルティング(東証2部)

公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

東陽監査法人→アスカ監査法人、の交代です。

東陽監査法人から、契約更新辞退の申し入れがあったそうです。

「東陽監査法人より、当社に対する監査工数の増加及び現状の生産性と品質を維持することが困難であるため、今後の監査体制を勘案した結果、任期満了をもって契約更新を差し控えたい旨の申し出を受けておりました。これを契機として、当社の事業規模に適した監査対応や監査報酬の妥当性を検討した結果、当社を取り巻く環境の変化に対応した、効果的かつ効率的な監査業務の運営が期待できることから、上記3の理由により、新たにアスカ監査法人を会計監査人として選任するものであります。」

なぜ「現状の生産性と品質を維持することが困難」なのかを知りたくなります。契約更新辞退の理由としては弱いのでは。

2.ウッドフレンズ(ジャスダック)

会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

あずさ→東海会計社、の交代です。

継続年数、監査対応、監査費用が理由に挙がっています。

「現在の会計監査人につきましても、会計監査が適切かつ妥当に行われる体制を十分に備えているものと考えておりますが、監査継続年数が長期にわたっていることから、当社に適した監査対応と監査費用の相当性について、他の監査法人と比較検討いたしました。」

現監査人の就任年は、2007 年です。
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