金融庁は、企業会計審議会会長及び委員の任命を、2019年2月20日付けで発令しました。
会長が、京都大学副学長・教授 徳賀芳弘氏に交代しています。他の委員は、青山学院大学の橋本教授と、JFEホールディングスの林田社長が加わったほかは、再任です。
(この審議会は、現在会計基準には関わっておらず、監査基準(監査品質管理基準など含む)しか担当していないわけですから、監査基準審議会とでも名称変更して、同じ金融庁ですが、公認会計士・監査審査会に移管するなどすればよいと思います。存続させるのであれば、金融審議会から、開示に関するルールの方針作りを移管して、「企業開示審議会」とでもすべきでしょう。省庁の垣根を越えて、会社法による会計や開示も担当することができれば、なおよいと思います。
もっとも、監査基準に関しても、「国際監査基準改正→審議会で監査基準改正→会計士協会で監査基準委員会報告書(国際監査基準とほぼ同じ)を改正」という流れでやっているわけですから、全部、会計士協会に移管するという方法も考えられます。)
最近の「金融庁」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事