会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

BATIC(国際会計検定)の試験内容(国際会計理論)を「IFRS」に変更(東京商工会議所)

IFRS適用会社の増加を受け BATIC(国際会計検定)の試験内容(国際会計理論)を「IFRS」に変更

東京商工会議所が実施している検定試験に「国際会計検定」というのがありますが、その試験内容が変わるそうです。

「東京商工会議所(三村明夫会頭)は、平成27年度から、東京商工会議所・各地商工会議所主催のBATIC(国際会計検定)®において、「国際会計理論」(Subject 2 )の出題を「米国会計基準」(U.S.GAAP)から「IFRS」(国際財務報告基準)に変更することといたしましたので、お知らせいたします。」

理由として、国内企業の「IFRS(国際財務報告基準)」の任意適用会社数が32社(適用予定を含めると44社)と大幅に増えている(米国基準採用会社26社を超えている)ことなどを挙げています。

IFRS入門としてはちょうどよいのではないでしょうか。受検料も約1万円なので(IFRS関連としては)手頃です。

(今はどうか知りませんが、この試験には大手監査法人が関わっていたようです。)

これは、まだIFRS準拠になっていないものだと思われます。

4502094706国際会計検定BATIC Subject2公式テキスト〈改訂版〉: 国際会計理論
東京商工会議所
東京商工会議所 2014-03-26

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プレスリリースを読む限りでは、Subject〈1〉の方は変更がないようです。

4502471607国際会計検定BATIC Subject〈1〉公式テキスト
東京商工会議所
東京商工会議所 2013-03

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国際会計検定(東京商工会議所)
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