会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

元代表取締役が1億円着服か JASDAQ上場企業で発覚(ITmediaより)

元代表取締役が1億円着服か JASDAQ上場企業で発覚

JASDAQ上場のINESTの元代表取締役(9月22日退任)が取引先から計約1億円を不正に受領していた疑惑があるという記事。

「同社によると、元代表取締役は2012年ごろから、同社と子会社が取引先に支払った金銭の一部、計約1億円を受領していたと、本人が自己申告したという。

社内調査を開始しており、内部調査委員会が1カ月ほどかけて調べ、結果を報告するとしている。元代表取締役は調査に全面的に協力すると表明し、既に現金6000万円を預け入れているという。元代表取締役への法的措置は内部調査委による調査結果を踏まえて検討するとしている。」

なお、同社の監査人はあずさ監査法人。

簿外のカネのやりとりなので、発見は難しかったと思われますが、純資産が7億円、売上高が30億円弱の会社ですから、1億円の横領というのは相当大きな金額です。どこかに不正の兆候はなかったのでしょうか。1億円という金額自体も本人の申告によるものですから、徹底的に調べる必要があるでしょう。

当社元役員による不正行為の疑いに関するお知らせ(PDFファイル)
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