中居・フジテレビ事件について文春が記事を訂正したことに対して、フジテレビの新社長がタイミングが疑問だといって批判しているという記事。
「「週刊文春」が中居正広氏と女性とのトラブルが起きた当日の会食について記事を訂正したことをめぐり、フジテレビの清水賢治社長は「なぜあのタイミングで訂正を出したのかがいちばん疑問に思った。もう少しきちんとした対応が必要だと思う」などと述べました。」
社長だけでなく、他の取締役も同じようなことをいっているようです。
「30日にフジテレビの清水社長は、訂正について取締役会で議論したのか記者団から問われたのに対し「非常に厳しい意見が多かった。メディアの責任とは何か、影響力が絶大なメディアだと言える文春さんにとって、その義務は何だろうということについていろいろ厳しい意見があった」と述べました。」
しかし、文春を批判しているひまがあるのでしょうか。
事件が起きた後に、事件を把握していながら、番組に起用し続けていたなどの会社の責任に関する核心的な部分は、全く変更はありません。
そもそも、自分たちも報道機関なのだから、きちんと調べて、文春記事のどこが事実で、どこが事実でないのかを、記者会見のときに発表すればよかったのにと思います。
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「フジは1月28日、ネットニュースのFNNプライムオンラインで「週刊文春が中居正広氏報道で訂正」という速報を流した。だが、フジ関係者はそれを憂慮している。
女性と中居氏がトラブルになった2023年6月、フジの編成幹部が女性を中居宅に誘ったものの、急にキャンセルしたと文春は当初報じた。だが、訂正によると、実際には中居氏自身が女性を誘った。
この訂正でフジの一部は勝ち誇ったような素振りを見せている。しかし、別のフジ関係者は溜め息まじりで漏らす。
「これで問題が解決したわけではない。はしゃいでいるときではない」
問題の根底にあるのは「フジは女性の人権より、中居氏の立場を優先したのではないか」ということで、ずっと変わらないのである。
さらに前社長・港浩一氏(72)がトラブル発生を認識しながら、コンプライアンス推進室と情報共有しなかったこと、中居氏がMCの「だれかtoなかい」を打ち切らなかったこと、そもそも中居氏に女性を近づけたのは編成幹部ではないかということが問われている。
だから、文春が訂正し、嘉納修治前会長(74)と港氏が退任しようが、CMは戻らない。フジが人権侵害を行う企業ではないと証明されない限り、状況は変わらない。
「文春の訂正をいいことに一部の人間は今回の件を全てなかったようにしたいようだ。港氏の退任は必要なかったという人間までいて、あきれる。本質が見えていない」(フジ関係者)」
大丈夫なのでしょうか。第三者委員会とは別にちゃんとした弁護士に依頼して、役員全員を指導してもらった方がよさそうです。
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元フジテレビアナウンサーの本も出ています(暴露本ではなさそうです)。
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「病を乗り越え、初となる自著の出版に至った渡邊だが、気になるのはその中身だ。
「《病や逆境があったって、私は人生をあきらめない》というコピーが付けられた本書には、5万字を超える渡邊さんの書下ろしエッセイと、80ページ以上のグラビア写真が掲載されています。本文の第1章は故郷・新潟や学生時代に打ち込んだバレーボール、フジテレビ入社にまつわる話から始まり、《心が殺された日》という見出しを境に病気の話が明かされます。そして、第2章から現在の渡邊さんの活動の話などが盛り込まれています」(前出・芸能記者)」