会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ISSが議決権行使の厳格化を検討、意見募集(大和総研より)

ISSが議決権行使の厳格化を検討、意見募集
社外取締役3分の1基準、大規模政策保有会社経営トップ再任反対等


議決権行使助言会社のISSが、議決権行使助言方針に関して意見募集を行っているという記事。

「議決権行使助言業者最大手の ISS(Institutional Shareholder Services Inc.)が、現在“2020ISS Benchmark Policy Survey” を行っている。その中には、世界中の上場会社に適用されるGlobal Policy 以外に、各国で個々に適用されるローカルな基準についても記されている。日本の上場会社の株主総会議案に関する議決権行使助言方針(以下、助言方針)の改定案(以下、次期改定案)について、3 つの点を挙げて現在、機関投資家等からの意見を募集中だ。本稿ではこれを紹介する。」

3つの点とは...

・監査役設置会社における社外取締役の比率
・大規模な政策保有株式を保有する企業の経営陣の再任議案に反対投票推奨
・取締役構成における関心事項(ジェンダーダイバーシティの不足(女性取締役の不在)、取締役の過剰な兼任(多くの会社等で役職に就任する事例)、社外取締役の在職期間(長期に在職することで独立性に疑わしさが生じる))

詳しくは上記大和総研記事をご覧ください。

意見募集に関するプレスリリース。

Investors, Companies and Corporate Governance Organizations Encouraged to Participate in ISS’ Annual Policy Development Process

現行の方針。

VOTING POLICIES 2020

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