コクドの堤会長が、有価証券報告書の虚偽記載の責任をとって、辞任したという記事。コクドが親会社になったからといって、西武鉄道の過去の利益が変わるわけではありませんが、有価証券報告書の虚偽記載であることに間違いはなく、また、営業報告書の重要な企業結合の状況も虚偽の記載をしていたことになり、証取法と商法の両方への違反です。
コクドも監査対象であれば、名義を変えて西武鉄道の株式を保有していたことはわかるはずですが、監査人が西武鉄道と異なるのか、あるいは、負債基準に該当せず、商法監査対象外だったのか、どちらなのでしょうか。
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