テラ23日上場廃止 コロナ薬開発、疑惑の果てに(記事冒頭のみ)
テラが8月23日に上場廃止になるという記事。
「バイオベンチャーのテラが23日、上場廃止となる。がん免疫細胞療法を手がける東京大学発スタートアップとして創業時に注目を集め、2009年にはジャスダック・ネオ市場(当時)に上場を果たした。だがその後は業績が低迷。新型コロナウイルス薬の開発を巡る虚偽情報の開示で信頼を失った。」
2010年代半ばから売上が減り(2014年度18億円→17年度9億円)、赤字になったそうです。オプシーボなどの画期的な新薬が出てきた時期です。
その後、創業者である社長が不祥事で解職され、売上も激減しました(2019年度は2億円)。
最後は開示をめぐる不祥事で完全に信頼を失ってしまいました。
「信頼を失う決め手となったのがコロナ薬開発を巡る一連の情報開示だ。20年4月から1年間になされた24件の開示について、虚偽または虚偽のおそれがあることが判明。新薬開発の根幹である、メキシコでの臨床試験の実在性も確証が得られていないことが明らかになった。」
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