(一部変更)会計監査人の異動に関するお知らせ (続報)(PDFファイル)
田谷(東証スタンダード)の会計監査人の異動に関するプレスリリース。
同社はすでに、普賢監査法人からアルテ監査法人への交代を発表していましたが、後任監査人がみつば監査法人に変更されたとのことです。
「当社は、2023 年 5 月 10 日に開示いたしました「会計監査人の異動に関するお知らせ」につきまして、内容を一部変更することといたしました。これは、当初、アルテ監査法人を会計監査人候補とし、アルテ監査法人も上場監査人名簿登録申請を進めてまいりましたが、今般の法令の改正により、審査手続が大きく変更されており、審査に想定を超える期間を要する状況となっております。これらの結果が判明する時期も不確定なことから、社内で検討を重ね、相応の期間において登録に至らなかった場合の手続や事務負担などを考慮した結果、下記のとおり会計監査人の候補を変更することといたしました。」
以前は、上場会社監査クライアントを獲得してから、協会の登録制度に届け出ても、準登録事務所として監査できるという(甘い?)制度でしたが、その後、準登録が認められる前に、協会のレビューを受けるという制度に変わりました。今年度からの新しい制度はまだよく知りませんが、準登録という制度もないようですし、登録する前に厳しく審査されるのでしょう。ただ、経過措置として、すでに上場会社を監査していれば、しばらくは登録なしで監査できるようです。アルテは、その経過措置でも救われなかったということなのでしょう。
みつば監査法人を候補者とした理由については...
「みつば監査法人が、上場会社等監査人登録制度への登録が完了しており、会計監査人に必要な専門性、独立性及び品質管理体制を具備し、同監査法人が当社の事業規模に適した効率的かつ効果的な監査業務の運営及び監査報酬等の相当性を総合的に判断したためであります。」