当サイトでも少し取り上げましたが、企業会計基準委員会で、日本公認会計士協会所管の実務指針等を移管する新プロジェクトが始まるようです。
「今年度中に会計のみを扱う実務指針等を移管する方向。継続企業や後発事象等の監査にも関わる実務指針等については移管の実現可能性を調査する。」
継続企業や後発事象は、会計基準レベルでは基準がないか、ごく簡単な規定しかないトピックであり、監査に関する指針でかなりの部分をカバーしているといえます。会計基準に本格的に取り込むとなれば、IFRSなどを参考にして、ある程度時間をかけて検討しないといけないのでしょう。
詳しくは、週刊経営財務2023年5月22日号をどうぞ。