大学入試改革で、簿記などの資格検定試験も大学入試に利用するよう促す方向だという記事。
「入試に利用される資格検定試験としては、簿記など職業分野の各種資格・語学検定のほか、工業高校の生徒が取得した資格や技能を点数化して評価する「ジュニアマイスター顕彰制度」などが含まれる見通し。語学系の大学ならTOEFLや実用英語技能検定(英検)、経営学部系なら簿記といったように、各大学各学部の特色に応じた試験が利用されるという。」
商業高校などで簿記を履修した受験生向けならともかく、そうでない場合には、簿記よりも、数学や外国語など高校でないと時間をかけて勉強できないことをしっかり勉強してもらって受験させた方が、大学入学後の教育効果も上がるでしょう。経営学部でも、数学や外国語の方が有用では・・・。
もちろん、大学の方針として1年生の時から高度な会計学を教えるので、入学時点で基礎的な簿記の知識能力が必要だという場合は、簿記資格で選別すればよいでしょう。また、簿記に興味をもった高校生が、習いに行ったり独学して、資格をとるのも、悪いことではありません。入試科目としてはどうなのかということが気になるだけです。
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