会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「グローバル内部監査基準™」(日本語版)の概要(KPMGジャパンより)

「グローバル内部監査基準™」(日本語版)の概要

2024年7月5日に日本語版が公表された内部監査人協会(IIA)「グローバル内部監査基準™」の簡単な解説記事。

「専門職的実施の国際フレームワーク」(IPPF)の前回改定(2017年)以来、7年ぶりの改定だそうです。

「IPPFは、前回の2017年公開版と比べて、フレームワーク全体の組み換えが行われ、Global Internal Audit Standards(=「グローバル内部監査基準」)を主たる構成要素とし、「トピカルな要求事項」と「ガイダンス」を加えた内容で構成されています。

また、基準の内容は、2017年公表の「内部監査の専門的実施の国際基準」だけでなく、「必須のガイダンス」とされていた「内部監査の使命」「内部監査の定義」「内部監査の専門的実践の基本原則」「倫理綱要」、さらには、「推奨されるガイダンス」である「実施ガイダンス」の内容を一部組み込んだ構成に変更されました。」

基準は、以下の5つのドメインとそれらに紐づく15の指導的な原則で構成されているそうです。

ドメインⅠ 内部監査の目的

ドメインⅡ 倫理と専門職としての気質

ドメインⅢ 内部監査部門に対するガバナンス

ドメインⅣ 内部監査部門の管理

ドメインⅤ 内部監査の実施

グローバル 内部監査基準™(IIAのGlobal Internal Audit Standardsのページより)

「グローバル内部監査基準™」(日本語版)公表のお知らせ(日本内部監査協会)

コメント一覧

品質工学関係
私の場合「材料物理数学再武装」を読んだのが非正規分布系の確率密度関数に興味を持ったからだ。品質工学かんけいの怪しげなサイトで「ドミノ理論」なる政治的なにおいのぷんぷんする内容が大体的に語られていたころだった。破壊力学的な確率密度関数がそれにあたるが、ワイブル関数も一つの近似形態だという認識だったのは感動した。あと等確率の原理から微分方程式により正規分布を導出あたりも新鮮だった記憶があります。
ベアリングソリューション業務
「材料物理数学再武装」といえばプロテリアル(旧日立金属)製高性能特殊鋼SLD-MAGICの発明者の方で久保田邦親博士(工学)という方のの大学の講義資料の名称ですね。番外編のFacebookにおける経済学の国富論で、価格決定メカニズム(市場原理)の話面白かった。学校卒業して以来ようやく微積分のありがたさに気づくことができたのはこのあたりの情報収集によるものだ。ようはトレードオフ関係にある比例と反比例の曲線を関数接合論で繋げて、微分してゼロなところが最高峰なので全体最適だとする話だった。まあ、そうはいってもやはりCCSCモデルはノーベル賞級の境界潤滑理論だといえますね。なにしろ極圧添加剤の作用機構の原因物質が、グラファイト層間化合物であることを世界で初めて明らかにした業績は素晴らしいものがある。あとなにやら鉄鋼のリサイクル技術にも関連した話があるということだ。
神仏照覧
それにしても古事記はすごいよな。ドイツの哲学者ニーチェが「神は死んだ」といったそれよりも千年も前に女神イザナミ神についてそうかいてある。この神おかげでたくさんの神々を生まれたので日本神話は多神教になったともいえる。八百万の神々が出雲に集まるのは、国生み・神生みの女神イザナミの死を弔うためという話も聞いたことがある。そしてそこから古事記の本格的な多神教の神話の世界が広がってゆくのである。私の場合ジブリアニメ「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」「天空の城ラピュタ」などのの感想を海外で日本の先進的な科学技術との関連をよく尋ねられることがあった。やはり多神教的雰囲気が受けるのだろうか。
AIインストラクター
日経クロステックの記事に今年のノーベル賞は「「AIの父」ヒントン氏にノーベル賞、深層学習(ディープラーニング)の基礎を築いた業績をまとめ読み」と題して紹介されていましたが、物理学賞、化学賞ともにAIがらみあったんですね。しかしながらブラックボックス問題の解明には至っていないようです。
サムライ鉄の道リスペクト
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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