会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「PBRが課題」最多44社に PwCの有報調査(日経より)

「PBRが課題」最多44社に PwCの有報調査(記事冒頭のみ)

有報でPBR改善を経営課題に掲げる会社が増えているという記事。増えたといっても、調べたうちの4%ですが...

「有価証券報告書に示す「経営課題」の項目にPBR(株価純資産倍率)に関して記載する企業が急増している。2023年3月期決算の上場企業で44社(全体の4%)と前の期比42社増え、過去5年で最も多かった。東京証券取引所による低PBR改善要請を背景に、企業が資本効率や稼ぐ力向上をめざす姿勢を明確にし始めた。」

PwCアドバイザリーが、東証プライム上場企業約1200社を、テキストマイニングの手法で調べたそうです。

記事本文でふれている会社は、東邦亜鉛、古河機械金属、岡三証券グループ、大和ハウス工業、東亜建設工業、などです。記事の例を見る限り、方法としては、自社株買いを挙げている会社が多いようです。

元ネタはこれのようです。

有価証券報告書から読み解くガバナンスとリスクマネジメントの動向2023(PwCアドバイザリー合同会社)

PDF版(全32ページ)の14ページと21ページ(データ)で、PBRにふれています。

当サイトの関連記事(東証の「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応等に関するお願いについて」という文書について)

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