日本公認会計士協会は、監査基準委員会研究報告第1号「監査ツール」を、2012年6月19日付で公表しました。
新起草方針に基づく改正版の監査基準委員会報告書に基づく実務を行う際の参考に資することを目的としたものです。
3月に公表された公開草案から若干の字句修正があるそうです。
おそらく、こういうツールがないと、膨大な量の監査基準委員会報告書やその他の実務指針に完全に準拠した監査は難しくなっているのでしょう。グローバル組織で定められたマニュアルやテンプレート、監査ソフトウェアを使う大手・準大手監査法人以外は、協会版のこのツールを使うか、これを参考に独自のツールを工夫することになります。
もちろんツールを埋めるだけでなく、ちゃんと監査手続をやらなければならないわけですが・・・。
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