大手不動産会社の賃貸不動産含み益を取り上げた記事。
「不動産大手8社が保有する賃貸不動産の含み益が初めて7兆円を超えた。データのある2009年度以降で最高になる。日銀のマイナス金利導入などで不動産の取引価格が上昇傾向にあり、賃料収入も高水準で推移するためだ。物件の売却が今後の利益を押し上げる可能性がある。実質的な1株当たり純資産(BPS)が増え株価の下支え効果も期待できそうだ。」
記事では、含み益を1株純資産に反映するとPBRが低下して、8社中7社が1倍を下回るといっています。しかし、1社だけですが実際の数字を確かめてみると、記事に書いてある含み益の金額は税効果を考慮していないもののようです。ご注意ください。
三菱地所決算短信(PDFファイル)
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(三菱地所決算短信より