日本公認会計士協会は、会員に対する懲戒処分を2023年10月25日に公表しました。
「2019年度と2020年度に引き続き、2021年度において継続的専門研修制度の必要な単位数の履修及び報告をせず、会員が会則第128条第1項の規定による指示を 受けて当該指示に従わず、当該指示に係る研修の翌事業年度の研修についても同項に規 定する義務不履行となった」とのことで、40人近い会員に対して「退会勧告」を行っています。
会員専用ページには、同様の違反で戒告処分を受けた会員の氏名も掲載されています。
(会計士協会ウェブサイトより)
懲戒処分といえば、JICPAニュースレター2023年11月号に、大手監査法人に対する懲戒処分が掲載されています。こちらは監査業務に関する違反です。これを熟読すれば、研修何単位分もの勉強になりますが、残念ながら対象外となっています。