「監査基準報告書260「監査役等とのコミュニケーション」の改正」及び 「公開草案に対するコメントの概要及び対応」の公表について
日本公認会計士協会は、監査基準報告書260「監査役等とのコミュニケーション」を、2023年5月18日付で改正しました。
「上場会社監査事務所登録制度」から「上場会社等監査人登録制度」への変更に伴うものです。
「監査事務所の品質管理システムの外部のレビュー又は検査の結果は監査役等に伝達することが求められており、日本公認会計士協会の品質管理レビューについては、日本公認会計士協会会則に基づく通常レビュー及び特別レビューが該当しておりましたが、今般の登録制度の変更により新たに実施される「登録の審査のためのレビュー」を追加しました(A31項(1)参照)。」
2023年4月1日から適用です。
最新の改正後報告書は「監査実務指針等ページ」にも掲載されています。そのページで、現行の監査実務指針等はすべて閲覧できるようになっているようです。
(ついでに、金融庁から出ている監査基準や内部統制関係の文書などへのリンクをまとめたページもつくってほしい。そうすれば、監査に関する基準・指針をほぼ網羅することになる(他官庁から出ているものもあるので完全ではないが)。)